春のいちご 食べ比べ「ゆうべに」「紅ほっぺ」
こんにちは。じーんです。
このあいだ、あべのハルカスでいちごフェアをやってたり、駅でもあまおう苺を売っていたりして、いちごの季節がやってきたなあと日々感じています。
↑↑ いちごフェアで食べたパフェ。神戸の大沢(おおぞう)いちごにミルクソフト、下のチョコマフィンの組み合わせがいいなと思いました。
私の通っている製菓学校では、食品学のときにいつも食べ比べがあって、スーパーのいちごを眺めていたら、いちごの食べ比べもしていたのをふと思い出しました。
授業の時は「あまおう」と「さがほのか」の2種類だけだったのですが、同じいちごでも品種でこんなにちがうのか!と目からウロコでした。
↑↑ その時のいちご(A:あまおう、B:さがほのか)大きさも見た目もかなり違いますね
食べ比べって今まであんまり意識したことがなかったので、いきなりやれと言われても、「ちがいなんて分からん!」ていう時もあるんですが、わかるようになったら面白いだろうな~!
ちがいが分かればそこからお菓子を考えることができるし、いろいろ食べてみるってやっぱり大事だなと思わせてもらった授業でした。
それで、食べ比べを家でもやってみようかなと思って、スーパーのいちごを買ってきました。今回は「ゆうべに」と「紅ほっぺ」を見つけました。
〇パッケージ
左:熊本産 ゆうべに(空っぽですみません)、右:徳島産 紅ほっぺ(どちらも538円)
〇「ゆうべに」の特長
~2015年100年に一度の「イチゴ(15)イヤー」に
熊本から「ゆうべに」は誕生しました。
極上の一粒を作るため、研究を重ねて約10年。
その特長は甘味と酸味のバランスのよい
フレッシュな果汁と芳醇な香りです。~(youbeni.jp/ より引用)
〇「紅ほっぺ」の特長
~甘みと酸味のバランスが良く、コクがあっておいしい!と人気上昇中なのが紅ほっぺ(読み方=べにほっぺ)。香りがいいのも特徴のひとつです。
「あきひめ」と「さちのか」の交配によって誕生した静岡が誇る新しい静岡いちごブランドです。~(www.shizuoka-ichigo.jp/ 静岡いちご通信より引用)
さてさて、実際のいちごは・・・
左が「紅ほっぺ」、右が「ゆうべに」です。同じお皿にのせるとちがいがはっきりします。
〇見た目を比べる
「紅ほっぺ」
「ゆうべに」の1.5倍くらい大きいですね。もうスーパーで買う時からめっちゃ大きかったです。あまおうクラスの大きさ。ショートケーキとかに丸のままのせると主張しすぎる気がします。でも断面は中まで赤くてとてもきれいなので、カットして使うと華やかにみせることができそう。
「ゆうべに」
普通にショートケーキにのせると考えるとちょっと大き目な気がします。でも、表面がつやつやで、ヘタのほうまで真っ赤な色が宝石のよう。タルトにずら~っと並べてみたいです。中も真っ白でなく少しピンクに染まっています。こっちもカットして花びらのように使えそう。
あまおうは中に空洞があったのですがこの2つはなかったです。
〇香り
どちらも香りのよさが特長のひとつとされていました。
個人的には、「ゆうべに」のほうが香りはつよいと感じました。
花束のような爽やかな甘いかおりがしました。
「紅ほっぺ」の香りは、「ゆうべに」ともちがう、糖度の高さを感じる甘いかおりがしました。
〇食べた時の味、食感
「紅ほっぺ」
食感はゆうべによりやわらかめです。食べると最初つよい甘味が感じられ、でもすぐ後に酸味もしっかり追いかけてくる感じです。私的に大ぶりのいちごって味がうすいイメージだったのですが、これはかなり大きいのに味も濃いです。
「ゆうべに」
紅ほっぺより身がしまってかための食感です。かじると果汁があふれてくるみずみずしさがあります。酸味つよめのあっさりした甘味で、酸味がないと物足りない私には好きな味です。味の濃さでは紅ほっぺがつよいですが、「ゆうべに」は食べた時の香りもよくて次々手がのびてしまいます。
〇お菓子につかうなら・・・考えてみた
「紅ほっぺ」⇒・フレジエ(濃厚なクリームに合うし、見た目も大胆にできそう)
・苺ゼリー(わらび粉を使って和風にしてもいいかも)
・いちごのフルーツサンド(生クリーム甘さ控えめでもおいしそう)
「ゆうべに」⇒・いちご大福(酸味がしっかりしてるのであんこの甘さと合いそう)
・いちごタルト(下はカスタードだけとかシンプルにしたい)
いちごってなんでこんなに魅力的なんでしょう?
また食べたことない品種を見つけたら食べ比べてみます。